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さぁ、ハリスツィードの7割を生産する『ハリスツィード・ヘブリディーズ』の中へ潜入取材です!!
このために、日本から直線距離で約1万キロも離れたハリス&ルイス島までやって来たのです!!\((≧∀≦))/

今回のブログさえ読めば、「ハリスツィード」の全てが分かりますよ!!(*^O^*)


<<ハリスツィードができるまで。【前編】>>
さて、ハリスツィード・ヘブリディーズの建物内に通されると、生地のサンプルや色んなアイテムが置かれておりました。ここもよく見ると全てのイスがハリスツィードでした。丈夫な生地なので、椅子にも結構使えるようですね!
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工場内を案内して頂いたのは、ハリスツィード・ヘブリディーズのセールスディレクターのマーガレットさん。
彼女がお召しのツィードジャケットも素敵です。(*^O^*)

手にしてあるのは生地の原料となるウールです。この状態はまだ羊ちゃんの毛だとうことを意識させられますね。
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まずは釜に入れられてウールの染色が行われます。
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こちらが染めた後。見事に綺麗な色に染まっております!!こうなると羊ちゃんの毛だということは忘れそうです。
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乾燥機の中を通り、ウール本来のふわふわ感が徐々に。。。
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基本の色に染められた原毛サンプルです。
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その基本の原毛色をブレンドして、
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ご覧の様に様々な色糸が生み出されます!!!(≧∀≦)
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紡がれた糸は糸巻きにセットされ、いったんこの工場から「ウィーバー」と呼ばれるハリスツィードの織り手の元へ届けられます。生地へと織り上げるのは工場ではなく、全て認可を受けたウィーバーの個人宅で織られるのです!!
もしかしたら、これがハリスツィードの最大の特徴かもしれませんね。(≧∀≦)
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という訳で、ハリスツィード・ヘブリディーズの工場を一端離れてウィーバーの元へ、レッツゴー!!(*^O^*)/

道中、我がもの顔で道路をうろつく野良羊・・・いや、野良ではなく、いつも大変お世話になっている羊ちゃん達に度々遭遇。明らかに人口より多い羊ちゃん達。しかも、その毛で生計を立ててある訳だから、どちらが養われているのか分かりませんね。(^_^;)
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とは言え、道路の真ん中は危ないのでよけて頂きました。(*^O^*)
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この辺りはほんと荒涼とした大地にポツンポツンと家がある感じです。
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到着したのはハリスツイードのウィーバー(織り手)であるドナルドさん宅。
自宅隣にあるこの小さな小屋がツイードを織る作業場です。ちなみに、認可を受けたウィーバーは現在約190名。
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小屋の中に入ると、そこには知る人ぞ知る「ボナスグリフィス」というモデル名の織機が。
ほほぉーこれがボナスグリフィスなのね!!「ハッタースレイ」と見比べたいなぁ、なんて生地以外の所で興味津々。
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よく見てください!!足元を!! なんと動力源は人力の自転車こぎ!! (*^▽^*)
でも、今どき人力である必要があるのかな??モーター付けて動かせば・・・ なんて考えてる、あなた!!

それではダメなんですよ!! 人力で出来る範疇で生産量や生産スピードを決める!それが価格の暴落を防ぎ、ブランド価値、そして、地域の雇用を生み出しているのです!!

それに、人のこぎ出す力加減やスピードのムラが生地の風合いに影響しているのは言うまでもありません!(≧∀≦)

なんて偉そうなことを私言いましたが、失礼ながらドナルドさんに聞いてみました。「インチキして、モーター付ける人いないんですか?」と。(^_^;) 

そしたら「抜き打ちで検査があるから、みんなそんなことやらないよ。認可取り消されるし。」とのこと。失礼しました。(^_^;)
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たぶん一番大変なのは、この数百本の縦糸を替える時でしょうねぇ。(ToT)
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縦糸と横糸とこのアナログなパンチ穴の開いたプログラムシートが生地の柄を決めるのです。
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とにかく興味津々でなめるように見ていたら、ドナルドさんが「やってみる?」とのこと!!

私:「うぉぉおお!!!やってみまーーーーす!!!昔から自転車は上手にこげる方なので!!!\((≧∀≦))/」

と、遠慮なくやらせて頂きました!!アハハハ!! サーイクリング♪サーイクリング♪ヤッホ〜 ヤッホ〜♪♪
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やってみると、ペダルの負荷が軽くなったり重くなったりするところがあるので、一定の回転スピードを保つにはちょっとコツがいりました。ドナルドさん、参りました。

生地の長さで言えば1cm分も満たなかった思いますが、私が織り上げたハリスツィードがどこかの国の誰かの服になると思うと、こっそり感激です!!俺のハリスー、達者でなぁ〜 (≧∀≦)/


さぁ、このようにして織り上がった生地は再びハリスツィード・ヘブリディーズへ回収されるのです!(*^O^*)


   〜  つづく  〜


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