先月、大阪の生地屋さんに買い付けに行った際、在庫の山の片隅に置いてあったバッグに目がとまりました。

無造作に地面に置いてあり、取っ手もちぎれご覧のようにボロボロの状態。

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でも、味わいがあるしこのデザインはもしや・・・英国の・・・と思い手に取ってみてみると!

やっぱりありました『グローブトロッター』の刻印が!!!


<グローブトロッターとは>
グローブ・トロッターのトラベルケースは、今も1897年の創業当時とほとんど変わることのない手法でハンドメイドされています。ロンドンから少しばかり離れた小さな町ブロックスボーンでは、職人が長年の経験で培った技術を駆使し、ヴィクトリア朝時代から使われている古い機械で、今も一つ一つ丁寧に作り続けているのです。グローブ・トロッターのトラベルケースは、1850年代にイギリスで発明された「ヴァルカン・ファイバー」という、特殊紙を何層にも重ねてコーティングした素材で作られています。グローブ・トロッターのアイコンでもあるレザーコーナーは、月曜日から金曜日までに5日間をかけて形成されます。頑にハンドメイドにこだわるのは、100年以上前に作られたものにプライドがあるから。そして、未来の使い手たちに愛着をもっていただきたいから。そのために、一つ一つ、熟練した職人達が昔ながらの製法で、まじめに、ゆっくりと、トラベルケースを作りあげてゆくどこまでも頑固一徹なグローブトロッターなのです。( ̄^ ̄)ゞ

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少し興奮気意味に私が「このバッグいいですねぇ!!」と生地屋の所長さんに言うと

所長:「こんなんボロボロのバッグのどこがええですのん。放ろうかと思っとりましたわ。」

 私:「えっ!捨てるんだったら、譲ってくださいよぉ〜♡」

所長:「黒木さんもけったいやなぁ。ええですよ。そやったら今日買うてもろうた生地と一緒に送っときますわ。」

 私:「あざーす!!!(*^O^*)/」



という事で手に入れたヴィンテージのグローブトロッター!!

所長に聞いてみると、ご自身がたぶん40年位前に購入した物だった模様。どうりで味わいがあるはずです。

そして、早速翌日には届いたので、地道に時間を掛けてシールのベタベタを丁寧に取り除いていきました。

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ただ問題は取っ手。革が硬化してひび割れちぎれています。(ToT)

素人なりに色々考えてはみましたが、やはりここはプロに聞いてみよう!!という事で

やっぱり革のことならこの方!!!いつも無理難題を言っても解決してくれる男!!!

当店からクルマで10分程のところにあるハンドメイドのレザーショップ『FIFTH WORKS』の松平君に相談!!


現物を見せると、取っ手の作り直しは充分可能とのこと!

でも、持ち込みの修理は原則やらないんですよぉ・・・

・・・でも、黒木さんだしぃ・・・それにこの形の取っ手の作りを私自身覚えておきたいしぃ・・・

ということで、修理して頂けることに!!!やったぁ!!!

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で、完成した取っ手がこれ!!!完璧!!!純正より作りが良いんじゃないかと!!!

詳しい補修課程は、FIFTH WORKSのブログ( fifthworks.com )をご覧ください!!流石です!!!

ありがとう松平君!!!(ToT)/

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修復後の状態がこれ!!

どうです!良い感じでしょ!!この風格は歴史でしか出せませんよ。

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大阪の生地屋の所長さん、こんな風に蘇りました!!この先大事に使わせて頂きます!!おおきに!!(*^O^*)/


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